2026年、“The square is back”を掲げる新Twitterが現れた
2026年8月24日、「Twitter」を名乗る新しいSNS「Twitter.now」が登場した。
これはイーロン・マスクのXとは別物である。運営するのは米国のOperation Bluebird。旧Twitterで商標を担当していた弁護士らが関わり、「Xが捨てたTwitterブランドを取り戻す」という立場でサービスを始めた。
そして、このニュースを見て真っ先に思い出した2062未来人の言葉がある。
「もうスクエアメディアでの返答が可能なのか。」
2010年には意味不明だった「スクエアメディア」
2062が2010年に2ちゃんねるへ現れた際、掲示板のアンカーを使って返信するよう求められ、それに対して出てきたのが「スクエアメディア」という言葉だった。
文脈からすると、スクエアメディアとは少なくとも「他人の発言に返答できる何らかのコミュニケーション媒体」らしい。
当時のネット用語として一般的な名称ではない。
ところが16年後、妙なものが現れた。
Twitter.nowである。
新Twitterが掲げた言葉は「The square is back」
Twitter.nowの公式サイトを開くと、トップに大きくこう書いてある。
The square is back. And this time, it's yours.
「広場が帰ってきた。しかも今度は、あなたのものだ。」
ここでいうsquareはもちろん「四角形」ではない。「人々が集まり、話し合う公共広場」という意味である。
しかもsquareは一度だけ使われているキャッチコピーではない。
公式サイトには、
- The square we lost
- It keeps the square human
- A square that's safe by default
- take the square back
- open, real-time town square
など、「square」が繰り返し登場する。
つまり運営会社自身が、このSNSを「square=広場」として強く位置づけているのである。
2062の言葉と妙につながる
ここで2010年の言葉をもう一度見る。
「もうスクエアメディアでの返答が可能なのか。」
2026年に現れたTwitter.nowは、
「square」を中核コンセプトにした
↓
人々が発言し
↓
他人の発言に返答する
↓
リアルタイムのソーシャルメディア
である。
ならば「スクエアメディア」と呼んでも、それほど不自然ではない。
もちろん、現在の正式名称はTwitter.nowであり、運営会社もこのサービスを「Square Media」とは呼んでいない。
したがって現時点で、
「2062のスクエアメディア=Twitter.nowだった」
と断定することはできない。
しかし、ここにはもう一段面白い事情がある。
「Twitter」という名前を使えなくなる可能性がある
Operation Bluebirdは現在、X Corp.と「Twitter」の商標をめぐって争っている。
Operation Bluebird側は、マスクがTwitterをXへ変更したことでTwitterの名称や鳥のロゴなどを放棄したと主張している。一方のX側はそれを認めていない。
つまりTwitter.nowは、肝心の「Twitter」という名前を将来も確実に使えるとは限らない。
そこで気になる。
もし「Twitter」が使えなくなったら、このサービスは何という名前になるのだろう。
そのとき「Square」が残る?
Twitter.nowはすでに自分たちのサービスを、
「public square」
「town square」
と呼び、トップコピーまで
The square is back.
としている。
Twitterという名称を失ったとしても、「square」というブランド概念はそのまま残せる。
ならば将来、
Square
The Square
Square Social
Square Media
のような名称へ移行する可能性は、少なくとも発想としては成立する。
現在そのような改名計画が発表されているわけではない。
ここは完全に推測である。
しかし2062語録との照合という観点では、この順番が面白い。
2010年
「もうスクエアメディアでの返答が可能なのか」
↓
2022~2023年
TwitterがXへ変わり、「Twitter」という名称が表舞台から消える
↓
2026年
別会社がTwitterを復活させる
↓
その新Twitterが掲げた言葉が
「The square is back」
↓
しかも「Twitter」という名称を使えるかどうかは係争中
ここまで来ると、「スクエアメディア」という2010年には意味の分からなかった単語を、少し注意して見ておきたくなる。
もし数年後、Twitter.nowあるいはその後継サービスが本当に「Square」を冠する名称へ変わったらどうだろう。
そのとき2062の
「スクエアメディアでの返答」
という奇妙な一言は、16年以上遅れて突然、具体的な意味を持ち始めることになる。
今はまだ一致ではない。
しかし、観測対象としてはかなり面白いところまで来ている。
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